現代文の勉強の仕方がわからない・・・
成績に波がある、安定しない・・・
など現代文の勉強法に悩む声はよく聞きます。
そこで現代文の成績を上げるためにはどの参考書を使えばいいのか紹介していきます!
参考書1冊出会うだけであなたの国語の成績が劇的に変わるかもしれませんよ?
現代文
ことばはチカラだ

・受験用キーワードを学ぶことができる
・最低限の用語なので共通テスト以上を受ける時はワンランク上の知識まで必要
・重要なものから並んでいるので頭から読んでいけばよい
現代文が苦手な人は言葉の意味が分かっていないことが多いです。
日本語なのでなんとなく読めていても、詳しい意味が理解できず得点になりません。
そのため、現代文でよくもちいられるキーワードを学ぶことが必要です。
中でも評論文は近代に対する批判で書かれていることが多いので近代のワードを知っていないと解くのが難しくなります。
そのため、解き方を身に付ける前に最低限知っておくべき言葉や言葉の背景を学ぶことができる参考書になります。
英単語みたいなものですね。
現代文でキーワードの意味が理解できないことが多い人はまずこの参考書から始めてみましょう。
現代文キーワード読解

・現代文の読解をする上で必要なキーワードとテーマが全部入っている
・問題量が圧倒的な量
・説明はちょっと難しめ
難易度はことばはちからダに比べると上がるが、必要な知識がばっちり身につく参考書です。
大人になっても役に立つ知識が身に付きますので、言葉や現代テーマに疎いと思っている人は必ず使ってください。
ただ、問題点としては説明が少し難しいのでこれが読みづらいと感じるのであればことばはちからダなどのひとつ易しい参考書から取り組みましょう。
ただ、現代文の成績をあげたければ必ずやりましょう!
国公立の2次対策にも必携の1冊です。
入試漢字マスター1800+

・重要度別にABCと分かれているので必要なレベルだけ取り組むことができる
・漢字を知ることで文章が読みやすくなるので一石二鳥
・いらない人にはいらない1冊
共通テスト・2次対策と用途は違えど同じ1冊をどこまでやるかによって使い分けることができる1冊。
大学受験用の漢字の勉強をするようであればこれでいいでしょう。
しかし、漢字が得意な人はとことん得意で、わざわざ漢字の勉強をしなくても点数が取れる人もいます。
普段から本や新聞を読んでいる人はそうであることが多いです。
そういった人はわざわざ漢字の勉強をする必要がないので不要といえるでしょう。
田村のやさしく語る現代文

・現代文をなんとなく解いている人は解き方の基礎がわかる
・前半に解説、後半に問題演習になっているので解きやすい
・量も少なく、難易度も易しい
現代文の得点を安定させたいという人が最初にやるべきテキストです。
「接続詞を意識して読む」「文章構成のパターン」など、なんとなくから理由をもって答えられるようになっていきます。
難易度もやさしく、問題演習も量がないので知識を付けた後は必ず演習系の問題集を使って解けるようになっているか、身に付いていない知識は何なのかアウトプットするようにしましょう。
1週間もあれば1冊仕上げることができるので現代文をどこから手を付けていいかわからない人はここから始めてみましょう!
入試現代文へのアクセス

・初めに使い方が書いてあり、解説もわかりやすいので使いやすい
・難易度別に3冊あるので志望校に合わせて選んで使える
・丸暗記はNG、解答のポイントや根拠を自分で考えて解答を作る
現代文の勉強をする上で、記述は必須といえる力になります。
そこで解答を読むとなんとなく正しいことが書いてあるのがわかると思いますが、どこが入っていないと減点、キーワードが3つあってそれを絡めて書かなければいけない、など解答の根拠が理解できなければいけません。
誰かに採点してもらうのが一番なのですが、独学で進めるのであればこちらでポイントを掴んで、自己採点できるようになりましょう。
その際、解答を暗記するのではなく、解説に書いてあることをしっかり読み、自分で再現できるようにあることが重要です。
きめる!センター現代文

・正解へのプロセスがめちゃくちゃ詳しい
・解説がカラフルでわかりやすく色分けしてある
・物語、評論どちらにも対応できる
名前にはセンターと書いてあるが、それ以上の問題を解く上でも役に立つ1冊。
問題の中からいかにして解答の根拠を見つけるか学ぶことができる。
物語文、評論文いずれの形であっても対応ができるためどちらかが苦手という方はこれでプロセスを身に付けるといいでしょう。
現代文と格闘する

・筆者の主張を読み取る力が身に付く
・早慶以上のハイレベルな問題に挑むための1冊なのである程度力がいる
・現代文に珍しく周回して理解度を深めていく参考書になっている
この参考書はMarchレベルの問題が解けるようになってから取り組むべき1冊になっています。
それぐらい中の文章はハイレベルなものになっています。
またハイレベルが故に1回で理解しきれない場合は2周目3周目と取り組むことで実力がついていきます。
普通、現代文の問題は1回やると文章を理解してしまうので2回目やってもあまり意味がないことが多いです。
しかし、1回で理解するのが難しいので周回推奨となっています。
ハイレベルな問題の主題を掴む力を身に付けたい人は是非取り組むべき1冊です。
大学入試小論文の完全ネタ本

・学部学科ごとに知っておくべきテーマを履修できる
・小論文として書くときに抑えておくべきワードがまとまっている
・模範解答を暗記するだけでなくキーワードごとの意味や繋がりを理解する
小論文や記述が求められることがわかっている人は対策として必ずやっておいて欲しい参考書となります。
学部によっては最低限抑えておかなければ書きようのないテーマが出てくることもあります。
そこで自分の志望に合わせたテーマのネタ本を1冊やっておけば手も足も出ないという状態は避けられるでしょう。
最新の時事ネタのアップデートは即座にされないのでそちらは新聞やニュースで気になったワードを別途抑えるようにしましょう。
自分の言葉で書けるようになる必要があるため、読むだけでなく実際に書き、添削してもらうようにしましょう。
わかるのと書けるのは別物です。
まとめ
現代文は実力をつけるために時間のかかる科目です。
1年ぐらいコツコツと時間をかけていく必要があります。
それだけの時間がかけられる人は取り組むことをオススメしますが、もうそんなに時間がないという人はあきらめて古典や漢文で点数を稼ぐ方が現実的です。
そちら2科目であれば短期間でも点数をあげることができます。
また小論文など記述の添削は自分で行うのが難しいため、学校の先生や塾の先生の力を借りるようにしましょう。
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