参考書は自分に合ったものをやらなければ意味がありません。
そしてそれを完璧に仕上げることで成績が上がっていくわけなので結構時間がかかります。
どうせ時間を使うなら、自分に合った参考書を使い、一気に成績を上げたいと思いますよね!
そんなわけで、何万とある参考書の中でお勧めの参考書をピックアップしていきますので自分に合った参考書を選んでみてください!
いきなり本屋に行っても選び方がわからないのでここで買うものを見つけていきましょう!
どういった順番で勉強するべきかわからない人はまずこちらを見てからやるべきことを明確にしましょう!
英語のおすすめ参考一覧
単語帳
システム英単語

・共通テストにも対応
・これだけやれば単語力は十分につく(2027語+多義語184語収録)
・無料で音声がダウンロードできる
大学入試向けの単語帳の中では1番お勧めできる参考書です!
4億ものデータベースの中から2000語を選りすぐっているので、その信頼度は抜群です。
迷ったらこれを買っておけば間違いなし。
逆に2000語以上の単語帳は難関大学を目指す人以外はやりすぎなので注意。
ターゲット1900

・100語ずつに区切ってあるのでリズムよく勉強しやすい
・「1語1義」を主義としているので入試に出やすい意味だけ効率的に覚えられる
・共通テストにも対応
システム英単語に並んで人気の参考書です。
共通テストにも対応はしていますが、シス単に比べて100語ほど少ないので不足なくやりたいという方はシステム英単語をおすすめします。
後は中身の好みになるので見比べてみてください。
リンガメタリカ

・話題別の難しい単語がまとまっている
・1冊目の参考書としては不向き、早慶・国立2次用の単語帳
テーマごとに単語を覚えることができるので2次対策用に使える参考書、学部ごとに沿ったテーマが出やすい場合はこちらであらかじめ対策しておくとGood。
過去問を解いてシス単だけじゃきついなと思ったら、テーマに沿ってこちらで補強しましょう!
これだけを覚えるのはNG、基本の単語がないので基礎がボロボロになります。
鉄壁

・文字通りここまでやれば「鉄壁」といえる参考書
・東大や医学部を目指さない限りは不要(目指しても不要かも・・・)
とにかく分厚く、やりすぎなくらいの参考書。
一般の学生が手にするものではないので、基本的には手を付けないように・・・。
これは選ばれしものの参考書です。
文法
大学入試 肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本

・中学内容の復習から入っているのでゼロからやり直したい人にばっちり
・丁寧に色分けされているのでわかりやすい
・レベルはかなり易しいため、この後に別の文法の参考書は必須
文法をきちんとやってこなかった人はこの参考書から入ることで独学でも理解をすることができます。
ただ、難易度はめちゃくちゃ易しいのでここで基礎を固めた後、別の文法テキストで入試レベルまで底上げする必要があります。
学校で配られているNexstageやVintageなどがきつい人はこの参考書から取り組んでみましょう。
大岩のいちばんはじめの英文法

・イラストもありシンプルでわかりやすい
・220ページほどなので早ければ1~2週間で基礎固めができてしまう
肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本よりも薄く、急いで基礎を終わらせたい人には向いているテキスト。
厚さは薄いが内容自体はどちらも同じぐらいには詰まっている。
こちらもこれ1冊で解ける入試のレベルは限られているのでもう1冊別のテキストが必要。
英文法レベル別問題集(速習向け)

・1~6レベルまであり、自分のレベルに合った対策をしやすい
・1冊が薄いため、さらっと英文法をやりたい人におすすめ
・網羅系のテキストではないので穴ができやすい
1冊1冊が薄いため自分のレベルに合ったものをひとまずやって見て、難しかったらひとつ前に戻る、サクサクできれば次に進んでみるなど調整がしやすいです。
内容も重要なものはまとまっているので、自分の英文法力を測るのにちょうどいい参考書といえます。
レベル1~2は中学レベルなので、3,4が解ければ共通テストレベルといえます。
5になると有名私立の問題、6になると早慶や難関国立レベルになるのでどこまでするかは志望校次第といったところ。
そもそも全部やるのであれば次に紹介する網羅系の参考書を使うことをおすすめします。
Next Stage ・ Power Stage ・ Vintage・Scramble(網羅向け)




・早慶、国公立2次などハイレベルな問題にも対応ができる
・問題数が多く網羅ができる
・文法の基礎が固まっていない人がやると、解説が薄いため苦しむ
学校でいずれか1冊は配られていることが多い教材。
これが完璧にマスターできれば、ほとんどの大学で英文法は困らなくなる。
性能は似ているため、中身の好みにもなるが、あえておすすめするのであればVintageかPowerStageです。
NextStageは2014年以降新版が出ていないので少し内容に不安が残るのと、量が少ないのでこだわりがなければNextStage以外で勉強をしましょう。
Forest ・ Evergreen
この2冊は作者が同じですが出版社が違い、いろいろ大人の事情の絡む参考書です。
ちなみに、そんな諸々があり現在Forestは生産終了となっておりますので、Evergreenのみの紹介とさせていただきます。

・高校英語の英文法や語法のすべてが詰まった参考書
・辞書代わりに使える便利な索引付き(日本語・英語両方の索引あり)
・単独で使うのではなく、他の参考書でわからないところを調べる使い方がベスト
こちらも高校で使われていることが多い参考書の1冊です。
中身は本当に素晴らしく1冊で高校で学ぶべき英文法のすべてが詰まっています。
ただし、使い方はあくまでサブとしましょう。
なぜならこれ(辞書)を覚えるというのは現実的ではないのと、問題はおまけ程度しかありません。
成績を上げるためには先ほど説明したVintageやPowerStageを解きつつ、わからないところがあればこちらで調べる使い方をするのが望ましいです。
英熟語
速読英熟語

・熟語といえばコレというぐらいの大定番
・長文が書いてあるので、熟語を全部覚えてから長文を読むようにする
単語帳についている熟語で覚える人も多いと思いますが、熟語だけ短期間で覚えたい場合は速読英熟語を使いましょう。
長文が載っていることにより、実際どういった形で使われるのか学べるため長文を読むときに活かされやすいです。
ちなみにこの長文がすらすら読めるようになれば偏差値50ぐらいの大学の長文であれば読めるようになるというおまけ付き。
構文解釈
入門英文解釈の技術70

・SVOCがわかりやすく振ってあるので読解の練習に最適な1冊
・熟語や文法を極めてからでないと全く意味のない1冊になりうる
構文解釈の練習をしようと思ったらこれからはいるのがおすすめ!
他にも似たような参考書もありますがSVOCの記号が振っておらず、わかりにくいものもあるので注意。
入門と書いてありますが、次の『基礎 英文解釈の技術100』『英文解釈の技術100』はかなりレベルの高い参考書になっているので長文を読む前の練習として構文解釈を学ぶのであれば入門の1冊だけで充分です。
自分でSVOCを振りながら考えることが大事ですか参考書に書き込んでしまうと1回きりになってしまうのでコピーしたものをノートに張るなどして周回できるように使いましょう。
ポレポレ英文読解プロセス50

・めちゃくちゃ薄い、しかし質のいい例題がきっちり詰まっている
・読解は周回していくことが大事なので薄い分、サクサク周回できる
・レベルは高い、難関大学を目指す人以外は手を出さなくていい
東大に行きたい、早慶に行きたいという人以外には基本的に進めない参考書です。
それぐらい難易度は高い、かつある程度解釈のテクニックを持っていないときついです。
しかし、ある程度技術があればどのように考えて解くのか、という読解のプロセスが書いてあるので他の参考書では取ってかえられない知識が身につくでしょう。
長文読解
英語長文レベル別問題集

・SVOCやカギ括弧で分の構成が説明してあるので理解しやすい
・構文の解釈が丁寧にしてあるからこそ、解答の根拠がわかるまで復習できる
・構文解釈の知識がないと、せっかくのわかりやすい解説も理解できない
全6レベルある参考書のうちの3レベル目。
レベルはセンター・共通テスト以下ぐらいの問題が多いです。
なんとなく読むことができる人は多いと思うが、なぜそうなるのか、根拠をもって答えられることをゴールに使うとかなり長文の読み方がわかる1冊。
必ず構文解釈の参考書を終わらせてから取り組むこと。
やっておきたい英語長文300(500・700・1000)

・300語前後の単語で構成された長文なので短い長文を読む力が身につく
・偏差値50前後、あまり長い長文が出ない入試を受ける人には最適
・解説はそこまで丁寧ではないので初学者向けではない
志望校によってはお勧めできる参考書。
ただ、難関大や有名私立を受けるつもりであれば『英語長文レベル別問題集』との選択になる。
比較すると『英語長文レベル別問題集』の方が解説が丁寧なため、そちらをやった上でこちらもやる必要はない。
偏差値50前後のレベルを固めたい人は両方やるのもお勧め。
500、700、1000のシリーズもあるため、使い心地が気に入った人はステップアップしていくのもあり。
ただ、1000はかなりレベルが高いので難関大志望でもやらなくていいかも。
英語長文ハイパートレーニング

・SVOCが振ってあるので精読の練習になる、速読トレーニングもついている
・1日1題12日で終えることができるため、精読・速読の場数を踏むのにもおすすめ
・MARCHレベルを目指す人はレベル2、難関大を目指す人はレベル3
個人的には1,2位を争う優秀な参考書になります。
とにかく解説がわかりやすく、構文の理解がしやすいので、長文の読み解き方が理解できます。
中堅以上の志望校を目指す人には絶対やってほしい1冊です。
1点、ネックがあるとすれば問題量が少ないことです。
12題といわず、もっと収録していただきたい・・・。
ポラリス

・SVOCを振ってあるので構文理解がしやすい
・厳選された12題が収録、それぞれ長文を読む意義が書いてあるので学ぶべきことが明確
・見た目がおしゃれ
ハイパートレーニング同様、めちゃくちゃ優秀な参考書です。
見た目分、個人的にこちらが好みなので1番好きな参考書です。(おすすめとは別)
12題と収録数は少ないながらそれを感じさせない厚さがあります。
それだけ解説が丁寧ということですね。
この長文を通して学んでほしいことを意義として書いてあるのでそこに注目することで英語の長文で扱われやすい題材の背景も学ぶことができます。
MARCH・関関同立を目指す方はポラリス2、難関大・早慶を目指す方はポラリス3を解きましょう。
リスニング
関正生の英語リスニング プラチナルール

・リスニングの入り口としておすすめのテキスト
・リスニングのテクニックを身に付けることができるため独学支援教材として
・1か月で終わらせるためのスケジュールがついているので計画的に終わらせやすい
共通テストまでしかリスニングを使う予定がない人はこれで十分だといえるテキストです。
そもそも最近は長文読解のテキストにリスニングのCDがついており、それだけで事足りることも多いのでわざわざリスニングのテキストを買う必要がないことも増えてきました。
だからこそ、リスニング専用のテクニックを学びたいということであればおすすめの1冊です。
きめる!共通テスト英語リーディング

・共通テストの出題傾向を意識した練習用にはもってこいの1冊
・本番を想定した模試が1回分ついているので実力試し用に買うのも手
・他シリーズの内容をスマホで半分読めるキャンペーンありなのでシリーズが気になる人はこちらを1冊買うとお得
こちらのサイトで著者による解説と簡単な内容が読めるので気になる方はチェックしてみましょう!
中身はシンプルなつくりになっており、1冊目のテキストとしてもおすすめできます。
共通テストしかリスニングがいらない人はこれだけで完結させることもできます。
そもそも自分にとってリスニングが必要かどうなのかこちらで確認しても見てからがオススメです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
見たこと、聞いたことあるテキストも多かったと思います。
それだけ人気の証ともいえます。
正直学校教材はいまいちなものが多いので優秀な参考書を用いて勉強することで成績を上げる手助けになること間違いなしです!
ぜひ自分に適した参考書を手にしてみてください。
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